釣り愛が止まらない前田敦子「釣りの部屋を作れるぐらいのめり込みたい」

女優前田敦子（30）が21日、横浜市内で行われた「釣りフェスティバル2022」に出席し、釣りのイメージ向上、ファンの拡大に貢献した著名人に贈られる「クールアングラーズアワード2022」を受賞した。

09年に出演した釣り番組をきっかけに釣りを始め、小型船舶免許2級も取得。授賞式には白いドレスで登壇し、笑顔でトロフィーと賞状を受け取った。幼い頃から「広い公園でコイが釣れるところとか行っていた」と興味があったことも明かし「すてきな賞を頂けて本当にうれしい。これからも釣りが大好きだということに胸を張って、みなさんにSNS等を通じて報告していきたい。まだやったことないよって方もこれを機に一緒に釣り好きになって頂けたら」とあいさつした。

好きな釣りに関して聞かれると「私は1人でちまちまやりたいタイプ」と語り「今のところカワハギ釣りが一番好きです。船釣りが好き。どんなに揺れても大丈夫。全然ないです。いつかマグロの一本釣りは絶対にやりたいです」と目を輝かせた。

釣りは芸能活動にも生かせる部分があるという。「自然に触れられることももちろん、自分に向き合えることも好きで。糸が海の深いところで魚に当たったりする、そこでつかむ感じ。プロだとすぐわかるんですよね。その集中力って私のお仕事にはすごくプラスになるなって思っていて。長時間の集中力」と語った。集中しながら釣りをしていると「時間があっという間だなって思う。心がそっちにいくと、どんなに揺れていようが何も気づかないんですよね」と語り「長時間の集中力、それを自分のものにできたらプラスになるんじゃないかなとワクワクしています」と声を弾ませた。

まだ仕掛けの準備などで周囲の力を借りることもあるといい、今年の目標については「釣ると決めた魚の準備はちゃんと全部自分でできること」と語った。「釣る魚で糸も変えたり、仕掛けも変わる。今はまだ糸が切れた時に自分で替えられないので。私は自分でつけられるようになりたい。自分で全部できて、他の人にも教えてあげられるようになりたいです」と力を込めた。

釣りへの愛は止まらず、トークショーでは「ツナギを着てみたい」「釣りの部屋を作れるぐらいのめり込みたい」と時間いっぱいに語り尽くした。釣りに興味を持っている人へ向けては「話していると、意外と言わないだけで、釣りに行っている人って周りにいると思うんですよ。だから、まずは『釣りに行ってみたいんだよね』って言うところから始めてほしいです。みんながもっと気軽に行って、釣り楽しいねっていうコミュニティーをつくっていきたいと思います。私も本業も頑張りつつ、月に1回釣りにいくことが目標です」と意気込んでいた。
「クールアングラーズアワード2022」を初受賞した前田敦子

日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/361fe5403362b3f056baf1b45170b126ae648029